J2水戸の松田選手、世界へ羽ばたけ 茨城・大子で壮行会

子どもたちから色紙を手渡された松田隼風選手(左から2人目)=大子町北田気、高松美鈴撮影

ドイツ・ブンデスリーガ2部のハノーバーに期限付きで移籍する、J2水戸の松田隼風選手(19)を励ます壮行会が16日、大子町北田気の町営研修センター体育館で開かれた。来週日本を出発する松田選手は、集まった町民やファンら150人超に対し「長所を生かして全力で戦ってくる」と誓った。壮行会は松田選手にとって国内最後のイベントになった。

松田選手は同町のPR大使を務める。壮行会前に、小島耕球団社長らと町役場を表敬訪問。ドイツで同町を発信するアンバサダーを町から依頼された。

壮行会後、記念撮影やサイン会が行われ、松田選手は地元の子どもたちから「世界に羽ばたけ」「多くを学び、また水戸に戻ってきて」などと激励された。

松田選手から指導を受けた大子サッカースポーツ少年団は、メッセージを書いた色紙を贈呈。小学6年生の斎藤絆樹君は「けがをせず、頑張ってください。大子町から応援してます」と声をかけ、活躍に期待した。

© 株式会社茨城新聞社