イケウチゾーンの跡に「ピヴォクロス」札幌にオープン! 洋服・雑貨・カフェ…おしゃスポット誕生

5月、札幌市中央区で閉館した「ピヴォ」の運営会社が新たな商業施設を6月8日オープンさせました。

その名も「ピヴォクロス」

洋服に、エステ。
そしてふわふわプルプルを味わう、癒しの空間!

開業を待ちわびた人たちでにぎわっていますよ~。

「ピヴォクロス」オープン!!

2022年3月まで「イケウチZONE」として親しまれていた建物が「ピヴォクロス」に生まれ変わりました。

5月、27年の歴史に幕を下ろした「ピヴォ」の名前を受け継ぐ商業施設です。

それぞれのフロアがとてもコンパクトですが、通り道が広い印象。
店内も明るく広いので、新鮮な気持ちで買い物ができますよ!

地下1階から地上2階まではこれまで通り、ファッションブランドの「ZARA」などが入りますが、地上3階から最上階の8階、そして地下2階は全面改装しました。

ピヴォクロス 秋山義彦マネージャーは「一番新しい内装の店ばかり。ビジョンやスクリーンなどもあり、来てもらえると服を買うだけではなくて、店の世界観が分かる」と話します。

地下1階から地上6階までが、おもに女性向けの雑貨やファッションのフロア。

約30のテナントが入る予定ですが、8日オープンしたのは7割ほど。

今後つぎつぎと新しい店舗が登場します。

ピヴォクロス 秋山義彦マネージャーは「この後はファッションや美容系の店が中心に入る」と話します。

7階と8階にはネイルサロンやエステなど。

そして地下2階には大きな画面で、ゴルフのシミュレーションができる練習場もあるんです。

そして、何といっても目を引くのが7階のスポット「椿サロン」

札幌市中央区の円山地区をはじめ、銀座や台湾の台北などにも店を構える有名なカフェです。

一面ガラス張りで天井も高くて開放的な空間。

こだわりは、アメリカの高級オーディオメーカー「マッキントッシュ」のスピーカーやグランドピアノの生演奏。

この癒やしの空間で提供されるオール北海道素材のホットケーキは、ふわふわプルプルの柔らかさなんです!

ちょうどいいレア感にこのプルプル加減!ホットケーキの概念が覆る美味しさです!

椿サロン大通 佐藤晴奈さんは「こだわりは、全てが北海道産の食材を使用していること。ふわふわプルプルに仕上げるため、メレンゲをたっぷり使っている」と話します。

27年間にわたって札幌駅前通で親しまれてきた「ピヴォ」

5月、老朽化で閉館しましたが、「ピヴォ」の開店準備から関わってきた丹内大博館長に、新たに生まれ変わった「ピヴォクロス」の名前の由来を聞きました。

「この場所が南1条通商店街の交差点に位置していて、色々な客がクロスする、行き交う意味で『ピヴォクロス』と名付けた」とピヴォクロス 丹内大博館長。

実は南1条通は、大正時代に丸井今井など今も続く老舗が誕生した札幌の商業発祥の地でした。

そこに「ピヴォクロス」が開業したのです。

ピヴォクロス 丹内大博館長は「この周辺は本当に昔からの商店街。「ピヴォ」が閉館して大通地区は、商店街として空洞化しているが、何とか南1条商店街を盛り上げる活性化になればいいと思う」と話します。

「ピヴォクロス」がオープンしたことで、札幌の商業発祥の地=大通のエリアが今後勢いを増していきそうです。

*みんテレ6月8日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。)

© 北海道文化放送株式会社