那須烏山市の「山あげ祭」 烏山線開業100周年に合わせ"全町大屋台パレード"も

 那須烏山市で460年以上の歴史を誇る野外歌舞伎「山あげ祭」が今年(2023年)も7月に開催されるのを前に、関係者がとちぎテレビを訪れて祭りをPRしました。

 とちぎテレビには、山あげ祭実行委員会の三森文徳実行委員長や那須烏山市観光協会の島崎健一会長など関係者が訪れました。

 460年以上の歴史を誇る野外歌舞伎の山あげ祭は、最大10メートルを誇る「山」が変化する場面が一番の見どころです。「山・鉾・屋台行事」のひとつとしてユネスコ無形文化遺産に登録されています。

 新型コロナウイルスの影響で2020年は戦後初めての中止、2021年は無観客での開催でしたが、2022年は3年ぶりに観客を入れて開催されました。

 今年は7月21日から3日間開催されますが、烏山線開業100周年に合わせて2日目の7月22日に6つの町すべての大屋台が一堂に会してのパレードが行われるということです。パレードは7年ぶりです。

 また、7月23日の山あげ会館前の公演の際には、従来のさじき席に加えて1席5000円で予約できる特別席を設置し、去年(2022年)から始まった俳句の全国大会をはじめ、フォトコンテストも行われるということです。

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