アフターコロナで消費行動にも変化「食事・運動・睡眠」を重視「体の内側のケア」健康管理の意識高まる

「ノーマスク消費動向」PR事務局がこのほど、「アフターコロナにおける消費行動の変化」について発表。5月8日の新型コロナウイルスの5類移行に伴い、「内面」に関する消費行動にも変化がみられたことが明らかになった。

乳酸・乳酸菌飲料の品目は前年同期比142%、納豆品目は前年同期比112%。スポーツドリンク・機能性飲料品目でも前年同期比135%で伸長するなど、消費者の購買行動から「食事・運動」の健康志向のさらなる高まりが伺える。

また疲労回復効果やリラックス効果が望める入浴剤品目は前年同期比197%と、良質な「睡眠」を通じて体の内側からケアをしたい人が多くなったと考えられる(※データの出典・株式会社マクロミル個人支出調査サービス「MHS」5月23日時点集計、データ更新により多少の変動の可能性あり。PR事務局にてグラフを作成)。

このデータから、人々がマスク無しの生活が一般化する中で、健康の土台となる食事・運動・睡眠などの生活習慣全般を整え、毎日元気に過ごしたいという健康管理に対する意識が高まっていることが伺える。

経済アナリスト森永康平氏は「脱マスク消費トレンドは第2段階に」として「今後は『外見』の意識のみならず、自身の体調管理のための乳酸・乳酸菌飲料などといった『体の内側のケア』へと、消費トレンドは様々な方向に広がっていくと推測しています」と考察した。

(よろず~ニュース調査班)

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