【雑学】『トマト』と『ミニトマト』ってどう違うの?大きさ以外の違いはある?

トマトとミニトマト、味も見た目もよく似ているけれど…

トマトとミニトマトは、非常によく似た食材です。大玉トマトをそのままぎゅっと小さくしたのがミニトマトという認識の人は、非常に多いのではないでしょうか?

実は、トマトとミニトマトには、大きさ以外の違いがあります。どのような違いがあるのかをチェックして、雑学を増やしましょう!

『トマト』と『ミニトマト』ってどう違うの?大きさ以外の違いはある?

トマトとミニトマトに違いが、以下のものがあります。

1.果肉の厚みが違う

まずは、トマトとミニトマトをカットして並べてみましょう。そうすると、果肉部分の厚みが異なるのがよくわかります。

  • トマト…果肉が比較的薄く、中に種を含んだゼリー状の液体が多くが入っている
  • ミニトマト…トマトよりも肉厚で、その分中のゼリー状の液体は少ない

トマトのゼリー状の部分が苦手という人は、ミニトマトなら食べられるということも多々あります。液体状の部分の多さは、食感や舌ざわりにも大きくかかわるため、トマトとミニトマトそれぞれで好き嫌いが分かれることも少なくありません。

2.色のバリエーションが違う

トマトとミニトマトでは、色のバリエーションが異なります。

  • トマト…基本的には赤一色
  • ミニトマト…赤・黄色・オレンジ・白など、色のバリエーションが豊富

いろいろな色のミニトマトは、見た目が鮮やかなので小さな子どもからも好感を持ってもらいやすい面を持っています。トマトといえば赤!という人でも安心の、赤色ミニトマトももちろん健在です!

3.味が違う

トマトとミニトマトは、ベースの味は同じですが甘みや酸味に違いがあります。

  • トマト…桃太郎系のものは甘みが強く、赤系は酸味が強い
  • ミニトマト…全体的にトマトよりも甘みが強め

酸っぱいトマトが食べたいときは、大玉トマトの赤系を購入するのがおすすめです。甘さが強いトマトは、桃太郎系の大玉かミニトマトを選びましょう。

ミニトマトの中には、甘さに特化した品種も多くあります。甘いトマトが食べたい人は、苗を買って家庭菜園に取り組むのもよいですね。トマトは比較的簡単に育てられて、どっさり収穫できますよ!

4.カロリーにも違いがある

トマトとミニトマトは、100g当たりのカロリーが異なります。

  • トマト…19kcal
  • ミニトマト…29kcal

品種によってカロリーは多少異なりますが、ミニトマトの方がカロリーが高い傾向があります。

5.全体的な栄養素は、ミニトマトの方は高い

大玉トマトは一つが大きいので、栄養価も高そうだと感じやすいのではないでしょうか?実が同じ量のトマトとミニトマトを食べたときの栄養価は、ミニトマトの方が高いのです。

中でも注目なのが、βカロテンと葉酸、食物繊維の多さ!栄養がたくさん必要な妊婦さんには、ピッタリの食材です。妊娠中は便秘に悩まされる人も多いので、可能であれば積極的にミニトマトを摂取してみるのもよいですね。

まとめ

トマトとミニトマトは、似ていますがいろいろな部分が違っている食材です。味の好みや栄養面などに注目し、トマトとミニトマトを上手に使い分けましょう!

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