名義貸しの解決金名目で電子マネー5万円分をだまし取られたとして、新潟市東区の70代女性が6月16日までに、新潟東署に被害届を出した。新潟東署は特殊詐欺事件とみて調べている。
新潟東署によると、女性は6月8日ごろ、建設会社の社員をかたる男から「東区に介護施設ができる。名義を貸してほしい」などと電話を受けた。後日、別の男からの電話で「名義貸しは詐欺行為だ」として解決金を要求された。
女性はコンビニで電子マネーを購入、カード番号を相手に伝えた。その後も電話があったが、女性が訪れた金融機関の職員が事情を聞き、詐欺に気付いた。