いよいよ夏競馬本番

先週は函館競馬場が開幕し、いよいよ夏競馬本番といった雰囲気が漂ってきた。そして、今週は3歳ダート路線で重要な一戦「ユニコーンS」が開催を予定している。

この「ユニコーンS」は、JDDだけではなく今後のダート界を背負う可能性のある馬達が毎年出走してくるため、ハイレベルな戦いとなっている。過去には、カネヒキリ、ノンコノユメ、カフェファラオなどGⅠ馬を多数輩出している事からも分かるように、3歳馬がダート路線で活躍をするなら、まずここで勝ちたい。

そこで、未来のダート王者候補を探すため、ユニコーンＳの過去10年のデータから勝ち馬を検証していく！！

1.キャリア

キャリアは少なすぎも多すぎても駄目!!
理由は、最多勝が6戦組で3勝、続いて4戦、5戦、7戦が2勝で並んでいる。残りは2戦の1勝。このデータから、勝ち馬が集中しているのは「4戦から7戦」と、それなりに戦いを経験して来た馬なのが分かる。

前走ＯＰクラスを走った馬がトップの6勝、続いてＧⅡクラスが2勝、残りはＧⅠ組と2勝クラス組が、それぞれ1勝を挙げている。

データから、OP以上を走った馬が9勝と、条件クラスを走って来た馬には厳しいとデータとなった。

トップは前走2着だった馬で3勝、続くのは1着だった馬と4着だった馬がそれぞれ2勝を挙げている。残りは3着、5着、9着が1勝ずつと、2桁着順で大敗した馬は勝てていない。

枠では、2枠だけが勝てていない。最多勝利枠もも1枠、4枠、6枠の2勝と、枠による有利、不利はないと考えていいだろう。

ただし、これを細かく馬番で見てみると、3着内すら入れていない「死の馬番」が存在している事が判明した。その馬番とは、3番ペリエールと9番グレートサンドシーと有力馬2頭が該当してしまった。この2頭にとっては嫌なデータを突き付けられた格好となった。

1.キャリアは4戦から7戦以内 2. 前走はOPクラス以上に出走 3.前走掲示板内の結果 4.死の馬番以外

この4つのデータから残ったのは、⑦サンライズジーク1頭のみとなった。果たして、データから導き出された馬が勝つのか！？それとも死の馬番に入ってしまった馬の逆襲はあるのか！？

発走は、6月18日東京競馬場 11レース 15時45分予定。