1.甘えたい
猫たちにとって自分のお世話をしてくれる飼い主さんは、母親のような存在。そのため、膝上に乗ることには、母親に甘えたいという気持ちも含まれています。大好きな飼い主さんの膝上に乗って、やさしく撫でられたい・かまってほしいと思っているのです。
猫が膝上に乗ってきたら、嫌がらない範囲で優しく撫でてあげましょう。あまり、しつこく撫でていると猫の甘えたい気持ちが冷めてしまい、立ち去ってしまいます。
2.寒い
冬や雨の日など寒い時期に、猫が膝上に乗ってくるときは、もしかすると寒がっているのかもしれません。そんなとき、人肌で暖かい飼い主さんの膝上があれば、乗ってくつろぐのも自然なことでしょう。飼い主さんの方も、猫が膝上に乗ってくれることで暖かくなるのでウィンウィンといえます。
とはいえ、猫の飼育において室温管理は重要。あまりにも寒すぎるときは膝上だけで暖をとらせずエアコンやストーブなどで部屋全体を暖めてあげましょう。
3.信頼している
本来、猫は警戒心が強い生き物。そんな猫が膝上に乗るのは、飼い主さんのことを心から信頼しているから。この人の側なら安心して過ごせると猫が感じているのです。猫が膝上に乗ってきたら信頼を裏切らないよう、やさしく相手してあげましょう。
このとき、しつこく撫で回すなど嫌がられやすい行動を控えると、また猫が膝上に乗ってくれやすくなりますよ。
4.独り占めしたいから
甘えん坊で独占欲が強い性格の猫の場合、独り占めしたいがために膝上に乗っている可能性もあります。飼い主さんの膝上に乗ることで他の猫や家族に対し、この人の膝上は自分の縄張りだとアピールしているのです。
多頭飼育されているご家庭の猫ちゃんが、膝上に乗り他のペットたちを牽制している様子が見られたときは要観察です。飼い主さんの膝上で縄張り争いが勃発しているのかもしれません。喧嘩にならないよう、飼い主さんが仲介してあげましょう。
まとめ
猫にとって飼い主さんの膝上は、ある意味極上のベッド。暖かく居心地が良いうえに安心できる居場所です。大好きな飼い主さんの膝上で眠る猫の表情は、とても愛らしいものです。
猫が膝上に乗ってきてくれたら、思う存分くつろがせてあげましょう。
