中元商戦が本格化 京成百貨店 ギフトセンター開設

京成百貨店に開設された「お中元ギフトセンター」で商品を選ぶ買い物客=水戸市泉町

京成百貨店(水戸市)で「お中元ギフトセンター」が開設され、中元商戦が本格化している。ギフトセンターでは納豆や干し芋をはじめ茨城県の特産品を中心に約1200点が並び、目当ての商品を買い求めようと多くの人が訪れている。7月25日まで。

同店によると、今年は新型コロナウイルスの5類移行を受け、人が集まって楽しめる品を多く取りそろえ、常陸牛の焼き肉セットといった商品に力を入れた。茨城県産品を詰め合わせた「いばらき三昧(ざんまい)」も人気。近年は自宅用に購入する人も増えていることから、贈答用以外の需要も取り込む考え。昨年よりも売り上げの増加を見込む。

贈る側ともらう側の双方が楽しめるよう、品ぞろえや売り場を工夫。ギフトセンターは「京成百貨店つくばショップ」(茨城県つくば市)、「KEiSEI&sole」(同県日立市)でも開設している。本店ギフトセンターを訪れた水戸市、久保田益充さん(83)は「百貨店ならではの商品がそろっているので、選ぶのも楽しい」と笑顔で話した。

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