新サッカースタジアムなど3か所 経済波及効果は1100億円超 中国財務局が試算

広島市に整備される新たなサッカースタジアムや旧市民球場跡地にできた「ひろしまゲートパーク」などについて、国は、1100億円を超える経済波及効果があると発表しました。

中国財務局は、サッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」と、旧市民球場跡地にオープンした「ひろしまゲートパーク」、それに「広島城三の丸エリア」の3か所が全て国有地にあたることから、経済波及効果を試算しました。

それによりますと、最も効果が大きいのはサッカースタジアムです。サッカー観戦に加えてイベントの開催などで経済波及効果は約830億円としています。

また、ゲートパークは、旧球場跡地と比べてイベント回数が倍以上に増えることなどで約230億円。さらに広島城三の丸エリアは3年後に「歴史館」が開館する予定で約100億円と試算しました。3か所を合わせると約1161億円です。

中国財務局は、「国有地が活性化することで広島経済にも良い影響が期待できる」としています。

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