立憲民主党の泉健太代表は17日、岸田文雄首相による今国会中の衆院解散見送り表明を受け、候補者擁立など次期衆院選に向けた態勢整備を加速する考えを示した。大分県別府市で記者団に「解散しなかったことをプラスに捉え、さらに地域基盤の強化を図っていきたい」と述べた。
小選挙区と比例代表を合わせて150議席獲得を目標として維持すると強調。現職議員や公認予定者に対し「運動により注力するよう指示したい」と語った。物価高対策や雇用の改善、子育て政策の充実に力を入れるとして「国民生活を向上させる訴えを強めていく」とした。
