市原隼人が赤楚衛二主演「こっち向いてよ向井くん」でスマートな“恋愛強者”に

市原隼人が、日本テレビ系で7月12日にスタートする連続ドラマ「こっち向いてよ向井くん」(水曜午後10:00)に出演することが分かった。

赤楚衛二が主演を務める「こっち向いてよ向井くん」は、「FEEL YOUNG」(祥伝社)で連載中の、ねむようこ氏による同名漫画が原作。主人公の、雰囲気よし、性格よし、仕事もできる、いい男である向井くんこと向井悟(赤楚)が、10年ぶりに恋をしようと意気込む中、彼に待ち受けていたのは、すてき女子たちとの出会い、そして10年前の忘れられない元カノ・藤堂美和子(生田絵梨花)で…。切実なのに笑えてしまう、不器用だから胸を打つ、それでも恋を諦めきれない“恋愛迷子”のラブストーリーが展開される。

市原が演じるのは、向井くんの恋の相談相手・坂井戸洸稀の同僚であり、大人の恋愛を繰り広げるスマートな恋愛強者である環田和哉。東京・恵比寿に本社を置くアパレル会社に勤務しており、仕事ができて愛想もよく、余裕を感じる大人の男性で、女性社員に人気だ。バツイチで再婚する気はない。

出演にあたり、自身の役柄に関して、市原は「若い頃からいろいろな恋愛を経て結婚し、現在は独り身となり落ち着いた生活を送っている、いわゆる“落ち着いた大人”です。仕事も安定した日々の中で、どことなく人と深く関わることを避けライトな距離感での人間関係を意識している男が、予期せぬ自身の気持ちに逡巡(しゅんじゅん)し、今までの過去の自分を振り返ることで、それまでの人との距離感や感情がずれていきます。どんな人間にも多面性があり、実は誰よりも自分のことを知らないのは自分自身なのではないか?と感じさせられました」と印象を明かしつつ、「環田が理性を失い、想像もつかない感情や欲に揺れ動く心がどんな結末を迎えるのか楽しみにしています」と期待。

そして、「今作では、原作にはない深い関係性まで描いていくということでしたので、お客さまと同じ思いで作品を追いつつ、向井くんと並んで男女の恋心を学ばせていただきながら、円熟味を感じ始める男の入り口に立った人物像と真摯(しんし)に向き合ってまいります」と意気込んでいる。

なお、そんな環田の恋の相手である洸稀は、向井くんの義弟・武田元気(岡山天音)が営むスパイス&バー「パイレオ」の常連。そこで出会った向井くんとは会社が近く、頻繁に会うようになり、気付いたら恋愛迷子である向井くんの恋の相談相手に。他人に軸を置かず、常に自分自身の足で立つキャラクターだ。洸稀役を務めるキャストは、追って発表される。

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