原爆の残り火を灯す 真珠湾にモニュメント 高校生がデザイン 広島

ハワイの真珠湾に原爆の残り火を灯すモニュメントのデザインを高校生が考えるプロジェクトが始まりました。

デザインを考えるのは安芸府中高校の美術部9人とハワイの姉妹校に通う高校生6人です。

プロジェクトは佐々木禎子さんの甥 祐滋さんが提案したもので、ハワイの真珠湾にモニュメントを設置し福岡県の星野村にある原爆の残り火を灯します。

燃料には折り鶴を再生した固形燃料を使う予定で、平和の思いをループさせたいということです。

安芸府中高校美術部 竹田遥夏部長「原爆のことを知らない人や真珠湾のことを知らない人が、お互いの出来事を知るきっかけになればいいと思う」

モニュメントは1カ月後までに高校生がデザインを考え、福山市のキャステムが銅で制作、12月に真珠湾に届けたいということです。

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