川崎市のごみ収集車が無人走行 民家の駐車車両や電柱などに衝突 停車しようとした運転手が軽傷

電柱や物置に衝突した川崎市のごみ収集車=同市宮前区(市提供)

 川崎市は17日、作業中だったごみ収集車が無人の状態で下り坂を約25メートル走行し、民家の駐車車両や物置、電柱などに衝突した、と発表した。サイドブレーキをかけ忘れたのが原因とみられ、停車しようとした運転手が軽傷を負った。

 市収集計画課によると、同日午前10時ごろ、運転手と作業員が同市宮前区菅生の路上でごみの収集作業をしていた。作業終了後も作業員が乗車してこなかったため、運転手が確認のために降車した際、エンジンを切らず、サイドブレーキもかけなかった。

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