他の人に迷惑をかけている『犬の飼い主』の特徴4選!あなたはこんな"ダメ飼い主"になっていませんか?

1.犬の排泄物を放置する

散歩中に愛犬がした排泄物を放置するのはマナー違反です。「汚いから」「家に持ち帰りたくないから」といって、絶対にそのままにしないでください。

「土の上なら肥料になる」と考える人もいるかもしれませんが、犬の糞尿は土の上に放置しただけでは肥料にはなりません。

公園や歩道など、犬の排泄物が放置されていると汚いですし、ニオイも気になります。排泄物がたくさん落ちていると街全体の印象も悪くなるでしょう。犬に悪い印象を持つ人も増えるかもしれません。

愛犬の排泄物は飼い主が持ち帰るなどして責任を持って処理をするようにしましょう。

2.しつけを全くしない

愛犬を可愛がるのは良い事ですが、過保護になるあまりしつけを全くしないのはダメな飼い主です。

犬は散歩で外に出ることも多く、他の人や犬と触れ合う機会も多いです。全くしつけをしないと犬は激しく吠えたり飛びついたり、さまざまな問題行動を起こし周囲に迷惑をかけてしまいます。

しつけは可哀想なことではなく、犬と人間の両方が快適に暮らしやすくするために必要なことです。犬はしつけをされることで飼い主と信頼関係を築き、精神的にも安定しやすくなります。飼い主として必要最低限のしつけは行うようにしましょう。

3.屋外で犬をブラッシングする

愛犬のブラッシングを公園などの屋外でやるのは絶対にやめましょう。

家で愛犬をブラッシングすると抜け毛の処理が大変ですよね。特に毛が二層構造になっているダブルコートの犬種の抜け毛は大量だと思います。

しかし、だからといって愛犬を屋外でブラッシングすると、抜け毛が空中に舞って周囲に散らばってしまいます。抜け毛だらけの公園では、誰も遊びたくないですよね。

庭やベランダでのブラッシングも、ご近所の洗濯物を汚す可能性が高くトラブルの引き金になりかねません。

愛犬のブラッシングは家の中で行い、抜け毛は掃除機やほうき、粘着ローラーなどを使って自分で処理しましょう。

4.ノーリードで散歩する

ノーリードでの散歩は周囲の人に迷惑をかけているだけでなく、愛犬を危険に晒す絶対にダメな行為です。

愛犬を自由に歩かせてあげたいという気持ちはわかりますが、ノーリードには次のような危険があります。

  • 犬が脱走する
  • 拾い食いをする
  • 自転車や車と衝突する
  • 愛犬が人や他の犬に危害を加える
  • 悪意を持った人に虐待を受ける

「うちの犬は呼べば戻ってくるから」「遠くへは行かないから」と飼い主が思っていても、犬は何かに驚いてパニックになれば走ってどこかへ行ってしまいます。そうなれば行方不明になったり事故に遭ったりする可能性が高く、犬の命にかかわります。

また、世の中は犬が好きな人ばかりではありません。犬が苦手な人や小さいお子さんを連れた人にとってノーリードの犬はとても怖い存在です。飼い主にとっては可愛い我が子でも、周囲の人にとっては脅威になる可能性があるということは理解しておきましょう。

ノーリードで愛犬を走らせたい時は、ドッグランに行くようにしてくださいね。

まとめ

近年「犬は家族」という意識が高まっており、犬を連れて行ける場所は増えてきています。

しかし、マナーを守らず他の人に迷惑をかけるダメな飼い主ばかりになると、犬嫌いな人が増えてどんどん犬にとって住みにくい世の中になってしまうでしょう。

犬と暮らしやすい世界にするためには、飼い主の日頃の行動がとても重要です。

自分や愛犬のことばかり考えるのではなく、周囲の人や環境に配慮できるマナーの良い飼い主を目指しましょう。

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