人間が大好きなことが原因で捨てられてしまった猫さん
保護団体に引き渡し
ミシガン州にある、ミシガン・キャット・レスキュー (Michigan Cat Rescue) にチャトラ猫さんが引き渡されました。
猫さんの名前は「ジャック」。
引き渡された理由は、猫好きからすると驚くものでした。なんと、「あまりにも人懐っこすぎて手に負えないから」というのが理由。常に構って欲しいと寄ってくるジャックに応える代わりに鬱陶しいと思いはじめた飼い主は、彼が3歳になった時、ついに保護団体に引き渡すことにしたのです。
こんな目で見つめながら、「構って」と寄って行ったのに拒絶されたのかと思うと切ないです。
里親募集
突然捨てられてしまったジャックは、悲しんで困惑しているかのようでした。しかし、すぐに保護施設での生活にも慣れ、本来の人懐っこい性格でスタッフの心を掴みました。
施設のスタッフは、こんなに人懐っこいジャックにとってパーフェクトな家族を見つけられると確信していました。そこで、施設のFacebookにジャックの写真と理不尽な理由で捨てられた経緯を投稿し、新しい家族を募集することに。
その反響は大きく、多くの「いいね！」やコメントが殺到しました。コメントは、ジャックの幸せを願うものばかり。もちろん数多くの里親希望者も名乗りをあげてくれました。
数多くの希望者の中から選ばれるのは当然のことながら１家族だけです。そして、申し込んでから数週間後にこのラッキーな知らせを受けたのは、リズさんご一家でした！
最初に会ったその時から、ジャックはこの家族の一員になるのを喜ぶかのように新しい “パパさん” のお膝で甘えていました。
リズさん一家は、ジャックの人懐こくて常に構って欲しい性格を大歓迎！これからは遠慮なく甘えることができるようになりました。
まとめ
典型的な「ベルクロー・キティー (velcro kitty)」(velcro (マジックテープ) のようにくっついている猫という意味)と称さるジャック。リズさん一家は、元飼い主と違い「鬱陶しい」などと思わず、人懐っこいその性格に感謝し楽しんでいるそうです。これからは、思いっきり甘えてベルクロー・キティー生活をエンジョイできますね！
- ジャックの新しい家族との出会いの軌跡はこちら。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル：BazPaws
