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JR東日本は7月1日、バス高速輸送システム(BRT)気仙沼、大船渡各線で使えるICカード「odeca(オデカ)」を一新する。利用対象がBRT以外にも拡大し、より便利になる。
新カードはBRTの運賃をキャッシュレス精算できるだけでなく、JR東の交通系ICカード「Suica(スイカ)」などに対応する鉄道やバスでも利用可能に。電子マネーとして店舗での買い物にも使える。
2千円から購入でき、うち預かり金の500円はカードが不要となって返却する際に返金する。各種手続きは取扱窓口のある陸前高田、大船渡・盛と宮城県の志津川、本吉、気仙沼のBRT各駅で受け付ける。チャージは取扱窓口がある駅などで可能。定期券は8月1日から販売する。
現行カードは2013年に導入し、計約8千枚(23年4月時点)を発行した。新カードへの切り替えに伴い、使えなくなる。残額の払い戻しを受ける場合、手数料は不要。受け付けは9月30日まで。