小林誠司と入れ替えか!?先制の2点適時打で今季4度目のマルチHと打撃好調で大城卓三の巨人正捕手の座狙う若き好打者とは!?

喜多隆介が先制の2点タイムリーヒット

6月17日、ジャイアンツ球場で行われたイースタン・リーグのDeNAベイスターズ戦に、「8番・捕手」で先発出場した喜多隆介は、4打数2安打2打点。先制の2点タイムリーヒットなど、今シーズン4度目のマルチヒットを記録し、1軍昇格へアピールした。

2回、2アウト2、3塁のチャンスの場面で打席に立った喜多隆介は、DeNAベイスターズ先発のガゼルマンの2球目139kmスライダーをレフトへ先制の2点タイムリーヒットを放つ。

さらに、4回2アウト走者なしの場面で、喜多隆介は再びガゼルマンの7球目143kmストレートをショートへ叩きつける打球で内野安打を放ち、8試合ぶり今シーズン4度目のマルチヒットを記録した。

喜多隆介は小松大谷高から京都先端科学大を経て、2021年育成ドラフト2位で巨人に入団し、2021年途中に支配下登録されていた。昨シーズンは1軍で初スタメンを経験し、2022年9月7日のDeNAベイスターズ戦で、7回に小林誠司の代打で途中出場し、1打数1安打2打点を記録。プロ初ヒットと初打点を記録していた。

1軍では現状、スタメンマスクを被る大城卓三、打率.000と今シーズン未だヒットがない小林誠司、1軍再昇格を果たした岸田行倫の3人体制となっている。

喜多隆介にはさらに2軍でしっかりと結果を残し、まずは打率.000と今シーズン未だヒットがない小林誠司から1軍捕手の座を奪い取る活躍を期待したい。

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