「自分の価値観や恋愛観と向き合う、貴重な時間だった」――Amazon Original「ラブ トランジット」女性参加者・えり&ルカ&あみ&マイ&ありさの座談会♪

元恋人の前で、新しい恋ができますか――?

Amazon Original「ラブ トランジット」Prime Videoで独占配信中)は、かつて恋人同士だった5組の元カップルが、約1カ月にわたるホカンス(「ホテル」と「バカンス」を組み合わせた造語でホテルでの生活)を通して、過去の恋と新たな出会いの間で揺れ動く姿を追う恋愛リアリティー番組。話題沸騰中の本作に参加した女性陣5人が久々に再会し、にぎやかなガールズトークを繰り広げました。

撮影中のガールズトークは最高の思い出

――ホカンスは全くの初対面からスタートしたそうですが、どうやって距離を縮めていったのですか?

ルカ 「最初はみんなのX(元恋人)も分からないし、名前も、年齢も、職業も、どんな人かも分からないから、探り探り会話をしてたよね(笑)。でも、お互いの不安とか悩みを相談できるようになってから、急激に距離が近づいた気がする」

マイ 「嫌でも腹割って話すというか、必然的に向き合わなきゃいけない環境だったからね」

全員 「そうそう」

マイ 「女の子だけで集まって話す機会も結構多くて、そこからお互いのことを少しずつ知っていった感じ。女の子全員で話した時とか、めちゃ楽しかったよね?」

えり 「みんなでお菓子食べながら、ずっと話してたよね(笑)。あみがいつもお菓子を持ってきてくれるの」

あみ 「懐かしい! そうだったね〜」

マイ 「5人そろうこともあれば、2人だったり、3人だったりすることもあったけど、しょっちゅう集まって話してたよね。えりが仕事に行く時は、みんなで見送ったりして」

えり 「それがすごくうれしかった。朝は見送ってくれて、夜はみんなで『おかえり〜!』って迎えてくれて。家族みたいだなって」

目の前にあるチャンスを逃したくなかった

――そもそもの話になりますが、この番組に参加しようと決意した理由を聞いてもいいですか?

えり 「この番組に参加したら、できることが限られてくるのは見えていたし、でも逆に、今までできなかったことができるようになる可能性もあると思ったんです。番組の内容とかいろんな話を聞いて、今、目の前にあるチャンスを逃しちゃいけないかなと思って参加しました」

マイ 「“絶対に誰かと結婚してください”とか、決まったルールがあるわけではなく、まず自分と向き合って、自分の恋愛観と向き合って、さらに他の参加者のみんなと向き合えるっていう、それがすごくいいなと思いました。私は仕事大好き人間で、ともすると恋愛が二の次になるタイプ(笑)。だから、嫌でも恋愛と向き合えるこの機会が、すごく貴重なものに感じたんです」

ありさ 「自分の人生の中で、赤の他人というか、年齢も職業も考え方も違う人たちと一緒に生活する機会なんて、これを逃したら一生ないだろうなと思って。すごく貴重な経験になるだろうし、これはもう挑戦するしかないなと思って参加しました」

あみ 「恋愛リアリティーショーは結構好きで見ていたので、自分でも経験してみたかったというのが一つ。あと、自分はどんな人が好きなのか、どんな人と一緒だと幸せなのか…。そういう自分自身の恋愛観と向き合ってみたくて参加しました」

ルカ 「正直、私は嫌でした(笑)。元カレと参加するとか絶対ないなと思って、一度はお断りしたんです。だけど、ある人からの『自分が絶対しないようなことにもっと挑戦した方がいい』という言葉がずっと引っかかっていて…。自分の人生と向き合うチャンスと捉え直して、挑戦することにしました」

「いってらっしゃい」と「おかえり」が言える、家族みたいな関係

――特に思い出深い出来事があれば教えてください。

マイ 「今みたいに、みんなでこうやっておしゃべりしている時がすごく楽しかったな。そういえば、ルカがスコーンを焼いてくれたことがあったよね? バナナが入っててすごくおいしかったんだけど、作った本人は『マジでマズいから食べないで!』って(笑)」

ルカ 「小麦粉入れすぎて、硬くなっちゃったんだよ。『ダメだ、失敗した!』と思ってたら、みんながバクバク食べてて(笑)」

ありさ 「おいしかったよね?」

マイ 「うん、すごくおいしかった」

ルカ 「そう言ってくれてうれしいけど、めちゃくちゃマズかったよ(笑)」

あみ 「えりちゃんが作ってくれたハンバーグもおいしかったなぁ」

マイ 「塩こうじが入ってるんだよね。あれはめちゃくちゃおいしかった!」

えり 「ありがとう、うれしい(笑)。みんなの料理もおいしかったよ」

――ホカンスという非現実の生活が終わって、それぞれの日常に戻った時、どんな気持ちでしたか?

ありさ 「当たり前だけど、家に帰っても誰もいなくて。『おかえり』って言ってくれる人がいなくて寂しかった」

マイ 「私は寂しいのと同時に、『疲れたな〜』とも思った」

ルカ 「分かる! 最後の方は特に疲れることが多かったからね。いやが応でも自分自身と向き合わないといけなかったから」

自分の価値観や恋愛観と向き合う、貴重な時間だった

――この番組に参加したことで得たものや、成長したなと感じる部分があれば教えてください。

ルカ 「私は元々、性格とか意思が強い方なので、何かが劇的に変わったようなことはなかったんですけど、いろんな人の価値観や恋愛観に触れることで、短期間にいろんなことを学べたなと思います。本来であれば何年もかけて知るようなことを、ギュッと凝縮して学ぶことができたというか」

あみ 「私は自分の恋愛感が変わっていたことに気づきました。恋愛とか自分のことについて四六時中考える機会ってこれまでなかったから、自分の中の恋愛観が学生時代のままストップしてたんです。だけど今回、ホカンス中にじっくり自分と向き合ってみて、今現在の自分の価値観が分かった気がします」

ありさ 「私は中学・高校・大学と女子校育ちなので、こんなふうに男子と女子の恋愛模様を間近で見る機会が本当になかったんです。だからすごく勉強になったというか、男子側の気持ちも見えたし、女子側の気持ちもすごく分かったし。みんなと一緒に生活して、悩んだり、語り合ったりする中で、自分の気持ちよりも相手の気持ちを考えるとか、そういう当たり前だけど大切なことを、あらためて考えることができました」

マイ 「私はそんなに恋愛体質ではないから、みんながすごく真剣に恋愛と向き合っている中で、ちょっと孤立というか、闇みたいな瞬間があったんです。でも同時に、自分はこれでいいんだって納得がいった部分もあって。自分と向き合うことであらためて自分のことがよく分かったので、すごくいい経験をしたなって思います」

えり 「この番組がなければ、別れた元カレとの恋愛を振り返ることってなかったと思うんですよ。それを振り返って、今の自分だったらこうするなとか、次に恋をするとしたらこうしてあげたいなとか、自分の中ですり合わせて、自分自身をレベルアップできるような1カ月だったかなと思います」

視聴者の皆さんと一緒に番組を盛り上げていきたい

――いよいよ配信がスタートしますが、今のお気持ちは?(※インタビューはコンテンツ配信前に実施)

ルカ 「すごく楽しみですね。実は私たちも、視聴者の方と同じタイミングで初めて見るんです(笑)」

あみ 「私はちょっと緊張していて、ずっとソワソワしている感じ(笑)。自分の恋愛を客観的に見たり、みんなとの生活を振り返るのが楽しみだし、みんながどんなデートをしていたのかもすごく気になる」

全員 「確かに! それは気になる!(笑)」

ありさ 「楽しみだけど、最初の方の自分を見るのが怖いというか、挙動不審すぎてムカついちゃうかも(笑)。でもやっぱり、楽しみの方が大きいです」

マイ 「きっと、『こんなことが起きてたの?』とか『この人こんなこと言ってたの?』とか、いちいち驚いたり、喜んだりしながら見ていくんだろうね(笑)。私たちも新鮮な気持ちで楽しみながら、皆さんと一緒に番組を盛り上げていけたらいいなって思います」

えり 「私は見たくない派(笑)。自分以外の人のデートは気になるけど、自分のことは見たいような、見たくないような…」

――えりさん、毎回すごくいい表情をしていて、とてもすてきでしたよ。

ルカ 「よかったじゃん! えり、そんなに心配しなくて大丈夫だよ(笑)」

マイ 「一人一人のいいところも出ていれば、悪いところ、醜いところもきっと出ていると思うんです。でも、それを含めた上で、共感してくれる方がいたらうれしいし、共感できなかったとしても、楽しんでもらえたらうれしい。幸せな恋愛関係を築いている人も、失恋したり、恋愛はちょっと分からないっていう人も、本当に皆さんそれぞれの楽しみ方で見ていただければ」

ありさ 「元カレと元カノが恋愛するという、すごく新しい企画。その新しさを楽しんでほしいです」

ルカ 「恋愛だけじゃなく、10人の信頼関係が深まっていく様子も見てほしいな」

あみ 「そうだね。みんなの気持ちがいろんなふうに交差して、前に行ったり、後ろに行ったりしながら、それぞれの結末に向かって少しずつ進んでいく。今までにない、新しいタイプの恋愛リアリティー番組だと思います」

えり 「ハラハラさせてしまうようなシーンもきっとあると思うんですけど、それも含めて楽しんでいただけたら。何か勇気を与えるコンテンツになっているとは思うので、皆さんの日々の楽しみになれたらとてもうれしいです。ぜひ楽しんでください!」


【現場リポート】

グッドルッキングな彼女たちは、とっても仲良し! 撮影時もわちゃわちゃと楽しそうで、見守るスタッフも思わず笑顔に。お互いにアイデアを出し合いながらポーズを決めたり、カメラマンのリアクションに爆笑したり、終始笑いの絶えない撮影となりました。

【番組情報】

Amazon Original「ラブ トランジット」
Amazon Prime Video
配信中

かつて交際していた5組の元カップルたちが、約1カ月間のホカンスを通して、過去の恋と新たな出会いの間で揺れ動く姿に迫った恋愛リアリティー番組。交際期間や別れた理由の異なる5組の男女の複雑な心境や赤裸々に映し出される人間ドラマを、スタジオMCのEXIT、松岡茉優、磯村勇斗、大久保佳代子(第1話~第4話)、MEGUMI(第5話~第8話)が見守る。

取材/TVガイドweb編集部・オカムラユリ 文/オカムラユリ 撮影/尾崎篤志

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