県職員採用1次試験 373人受験 倍率は前年度と同じ3.6倍

岡山大で行われた岡山県職員採用1次試験

 2024年度入庁の岡山県職員(大卒程度)の1次試験が18日、岡山と東京の2会場で行われた。採用予定の105人に対して計373人が受験。倍率は前年度と同じ3.6倍だった。

 教養に加え、農業や土木といった専門試験と適性検査を実施。岡山会場の岡山大津島キャンパス(岡山市北区津島中)では349人が臨み、試験官から注意点などを聞いた後、真剣な表情で問題に取り組んだ。

 採用人数は前年度から4人減。内訳は行政60人、土木14人、農業10人など。出願者に対する受験者の割合は72.6%(速報値)で、前年度の71.1%を上回った。

 18日は県警行政職員(大卒程度)の1次試験も同じ2会場であり、6人の採用予定に57人が受験した。

 1次試験の合格発表は県職員が29日、県警行政職員が7月5日。2次試験の面接を経てそれぞれ8月25日、同10日に最終合格者を発表する。

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