【マーメイドS】西村淳「何の心配もなかった」ビッグリボンが重賞初制覇

18日、阪神競馬場で行われたG3・マーメイドステークスは、1番人気のビッグリボンが快勝。2着には昨年の勝ち馬ウィンマイティーが入った。

マーメイドS、勝利ジョッキーコメント
1着 ビッグリボン
西村淳也騎手
「ここ2走、僕が上手く乗れなかったですし、それでも馬主さんはじめ厩舎関係者より依頼をいただいたので、何とか結果を残したいという気持ちでいっぱいでした。ほんとすごい乗りやすい馬で、コンタクトを取りやすい馬なので何の心配もなかったですね。(ウインマイティーが追ってきての競り合いは)特に気にしてはいなかったんですけど、最近2着が多かったですし、自分との戦いかなと思いましたね。先ほども言いましたけど、ここ2戦、僕が上手く乗れなかったので、ビッグリボンはじめ関係者には大きな迷惑をかけましたけど、何とかここで勝ってくれましたし、まだここで終わるようなビッグリボンでもないですし、また大きなところで一緒に頑張りたいなと思います」

レース結果、詳細は下記のとおり。

18日、阪神競馬場で行われた11R・マーメイドステークス(G3・3歳上オープン・ハンデ・牝・芝2000m)は、西村淳也騎乗の1番人気、ビッグリボン(牝5・栗東・中内田充正)が勝利した。3/4馬身差の2着に3番人気のウインマイティー(牝6・栗東・西園正都)、3着に10番人気のホウオウエミーズ(牝6・美浦・池上昌和)が入った。勝ちタイムは1:58.5(良)。

2番人気で坂井瑠星騎乗、ストーリア(牝4・栗東・杉山晴紀)は、7着敗退。

上位人気のワンツー

西村淳也騎乗の1番人気、ビッグリボンが重賞初制覇を飾った。レース前半は後方で末脚を温存。1000mを57秒台と絶好の展開の中、馬群の中をスルスルと上がって行き4コーナーを迎えた。隊列は一気に密集して一団で直線を迎えると、巧みに捌いていき馬場の三分どころからスパート。力強い伸び脚で、外から来た昨年の覇者、ウインマイティーを完封してゴールした。

ビッグリボン 10戦5勝
(牝5・栗東・中内田充正)
父:ルーラーシップ
母:ブリッツフィナーレ
母父:ディープインパクト
馬主:石川達絵
生産者:下河辺牧場

【全着順】
1着 ビッグリボン 西村淳也
2着 ウインマイティー 和田竜二
3着 ホウオウエミーズ 団野大成
4着 ゴールドエクリプス 西塚洸二
5着 シンシアウィッシュ 角田大河
6着 ビジン 酒井学
7着 ストーリア 坂井瑠星
8着 ランスオブアース 泉谷楓真
9着 サンカルパ 菱田裕二
10着 タガノフィナーレ 田中健
11着 ヒヅルジョウ 松若風馬
12着 ハギノメーテル 今村聖奈
13着 シャーレイポピー 藤岡康太

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