朝食バイキングでメロン提供 茨城・鉾田のいこいの村涸沼

朝食バイキングでメロンを取る宿泊客=鉾田市箕輪

茨城県が誇る旬の味覚を満喫してもらおうと、同県鉾田市箕輪の宿泊施設「いこいの村涸沼」は30日まで、宿泊客向けの朝食バイキングで同市で生産が盛んなメロンを提供している。

メロンは地元のJA茨城旭村から仕入れた青肉のアンデスと赤肉のクインシーの2種類。週末で多くの家族連れなどが訪れた18日は、午前7時に朝食会場が開くと、大皿の前に行列ができた。宿泊客らは次々とメロンを皿に取り、席に着くとおいしそうに頬張っていた。

メロンの食べ放題を目当てに宿泊したという東京都の赤羽富美代さん(74)は「甘くておいしかったのでたくさん食べた」と満足そうに話した。寺門史格支配人は「6月中は電話での申し込みに限り、『いば旅あんしん割』が利用でき、お得に宿泊できる。この機会にぜひ、旬のメロンや地元食材を使った料理を味わって」と話している。

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