ロジャーズのセルティック帰還が秒読み…長期契約合意で今週に正式発表へ

[写真:Getty Images]

ブレンダン・ロジャーズ氏(50)のセルティック帰還が秒読み段階に入ったようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』など複数現地メディアが報じている。

今シーズン、国内3冠を達成したセルティックだが、その立役者であるアンジェ・ポステコグルー監督がトッテナムの新監督就任のために退任。

この指揮官流出を受け、クラブはすぐさま後任候補をリストアップ。これまで前ボルシアMGのダニエル・ファルケ氏や、直前にレスター・シティ行きが決定したエンツォ・マレスカ氏らとともに、2016年から2019年までチームを指揮したロジャーズ氏と交渉を行っていた。

今年4月にレスター・シティの指揮官を解任されたロジャーズ氏は当初、しばらく現場を離れて休養に入る予定だったが、セルティックの幹部はロジャーズ氏の自宅を訪問し、再招へいに向けた説得を実施。前任時代を上回るサラリーに加え、新シーズンに向けた補強面でのバックアップを約束したという。

この熱心なアプローチによって同氏は4年ぶりの古巣帰還を決断し、現時点で契約年数は不明も、長期契約締結で合意。諸々の書類手続きが済み次第、今週中にも公式なアナウンスが行われる見込みだ。

第一次政権では合計7つのタイトルをもたらした名将の下、国内でのさらなる成功と共にヨーロッパでの成功を目指す新生セルティックでは、多くの日本人選手の起用法にも注目が集まるところだ。

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