WHILL IDに納品日管理機能 今後の機能実装の一環として追加

WHILL株式会社(以下、WHILL社)は6月15日、WHILLに付随するあらゆるサービスの利用をサポートする「WHILL ID」が「納品日管理機能」に追加されたことを発表した。

「WHILL ID」は、4月から提供開始されたサービスだ。機体やアクセサリー、保険やロードサービスなどがセットになった「WHILL Smart Care/WHILL Premium Care」といった付帯サービスの購入ができる。将来的には、これまでの修理・点検内容といったアフターサポートの履歴など、自身のWHILLに関する情報をすぐに確認できるようになる予定だ。

WHILL社、「WHILL ID」提供開始 本体とユーザー情報を紐付け

WHILL株式会社(以下、WHILL社)は、近距離モビリティWHILL本体とユーザー情報を紐付ける「WHILL ID」の提供を開始する。4月18日付のプレスリリースで明かした。WHILL社は、WHILL購入後も安心して利用できるよう、保険やロードサービスなどがセットになった付帯サービス、認定...

また、「WHILL ID」では、何かトラブルが発生しても、場所や時間を選ばず修理・点検の予約申込が可能になる。同時に、他の正規販売店やオンラインストアで購入した機体を普段やりとりしていない販売店に持ち込んでサポートを受けられたり、WHILLコンシュルジュデスクでもユーザーに合ったアフターサポートが受けられたりできるようになる。

さらに、「WHILL ID」には、今後メーカー保証期間の確認や定期点検に関するリマインド通知などの機能が追加される予定だ。今回の納品日管理機能は、こうした機能を実装するために必要な一歩となる。

このような機能により、ユーザーは、安心してWHILLをより長く快適に使えるようになる。一方、自動車ディーラーなどの正規販売店側にとっても、利用開始日(納品日)の情報を管理できる。このため、適切なタイミングでの点検を勧めたり、コミュニケーションを通じてユーザーごとに最適なサービスを提供したり対応したりすることががよりしやすくなる見込みだ。

なお、WHILL社は、引き続きWHILLをより便利で快適に使ってもらえるようなサービス開発を進め、より良いWHILLライフを提案していくと述べている。

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