東証反落、193円安 午前9時15分現在

 週明け19日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は2営業日ぶりに反落した。このところの急速な株価上昇を受け、高値警戒感から当面の利益を確定する売りが先行した。

 午前9時15分現在は前週末終値比193円64銭安の3万3512円44銭。東証株価指数(TOPIX)は5.12ポイント安の2295.24。

 取引開始直後の平均株価は上昇する場面もあった。外国為替市場で円安ドル高が進行し、企業業績を押し上げるとの期待が支えとなった。一時は取引時間中として1990年3月以来、約33年ぶりの水準となり、バブル経済崩壊後の最高値を更新した。

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