自民党・細野豪志衆院議員登場!公明党との関係性について語る!大物政治家の影響力とは?選挙ドットコムちゃんねるまとめ

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2023年6月16日に公開された動画ではゲストに自民党衆院議員の細野豪志氏をお招きし、東京での選挙協力解消の影響や大物政治家の影響力について語っていただきました。

自民公明の関係ってどんなもの?静岡への影響はある?

【このトピックのポイント】
・自民党と公明党は政策的に補完し合う関係
・東京で自民公明は選挙協力を解消するも静岡へは影響なし
・引退後も影響力を持つ大物政治家の存在はありがたいことも

細野氏のプロフィールは以下の通りです。

2000年の衆院選以降、負けなしで8回連続当選を重ねてきた細野氏。ただ、それぞれの選挙はそれぞれに大変だったようで、特に無所属での出馬は苦労が多かったようです。「結果としてこうやって送っていただいて、ありがたいですね」とコメントしました。

今回は以下の質問からいくつかピックアップして細野氏に回答していただきました。

「比例は公明党」の威力は?

自民党と公明党は東京での選挙協力を解消する方針を発表しています。この動きについて細野氏は「公明党と自民党の連立は選挙の互助会とは思っていない」とコメント。

安全保障やエネルギー政策に強い自民党に対し、細野氏が取り組む児童虐待や子どもの貧困、LGBTについては公明党の方が熱心に取り組んでいるとのことで、政策面で相互に補完する役割があるとしました。

細野氏「そういう意味でこの2つの組み合わせは非常に良いと思っているんです」

東京での選挙協力解消が静岡に影響する可能性について、細野氏は否定。これまでの政策や地方選挙で築いてきた信頼関係を強調しました。

細野氏自身も、口唇口蓋裂の問題に対して公明党と協力して取り組んできたとのこと。「共通の体験があるとお互いに協力する気持ちになるし、その意味も大きくなる」と無所属時代から構築してきた公明党との関係性に言及しました。

選挙に関連して、細野氏は6月2日に静岡5区の支部長に就任。次期衆院選には党公認候補として臨むことになりました。

静岡県連は細野氏の支部長選任に難色を示していましたが、前支部長の吉川氏が離党して空席だったこともあり約1年間空席が続いていました。

これまで自民党候補の対立候補として静岡で戦ってきた細野氏。支部長就任について「その私を受け入れていただいたことはものすごく大変なことだったと思う」「その皆さんの思いに応えなきゃならない」とコメントしました。

青木幹雄さん死去 どんな方だった?

先日、元自民党参院議員会長の青木幹雄氏が亡くなりました。細野氏自身は院が違うこともあり、直接話す機会はほとんどなかったとのことです。

ただ、青木氏を「政治の世界の親代わり」と語る小渕優子氏とは同期当選で交流があったこともあり「相当ありがたい後ろ盾だったと思う」と思いをはせました。

また細野氏は「この世代のすごいところはバッチがなくても、ずっと影響力を持ち続けておられる」とコメント。それが派閥の強さ、ひいては党の強さの要因になっているとしました。

国会議員でなくなっても政界に影響力を持つことは、有権者からはあまり良いことには見えません。MC乙武がその点を指摘すると、細野氏は過去の経緯や具体的な制度の動かし方についてアドバイスを受ける限りにおいては悪いことではないのでは、とコメントしました。

MC乙武「聞きに行ったら教えてくれるのはいいけど、向こうから言ってくるのはやり過ぎかなって気もするんですよね」

細野氏「こと二階派に関していうと、あんまりそういうのはないですね」

引退した重鎮として伊吹文明氏が訪れることもあるそうですが、意見を言うことはあってもそれを押し付けたり、伊吹氏が物事を決めたりすることはないとのことです。

また、伊吹氏が日韓関係について語ったときはスタート地点が白村江の戦いだったというエピソードを披露。「相当話は長かったけど、含蓄があってすごく勉強になった」と振り返りました。

一方で、二階氏の人柄について細野氏は「即物的」とコメント。選挙や派閥内でのコミュニケーションについて指示が具体的で、細野氏は動きやすいと感じたとのことです。

伊吹氏と二階氏、対照的な2人がいるからこそ「非常に居心地がいい」と細野氏はしめくくりました。

動画本編はこちら!

自民公明は東京で選挙協力解消!静岡への影響は?

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