千葉市の花 オオガハスが見ごろ/千葉市・千葉公園

千葉市の花 オオガハスが見ごろ/千葉市・千葉公園

 「千葉市の花」としても親しまれているオオガハスがいま千葉公園で見ごろを迎え、訪れた人たちを魅了しています。

千葉市中央区にある千葉公園です。園内には約600株のオオガハスが植えられていて毎年この開花時期にあわせて多くの人が公園を訪れます。

 千葉公園によりますと5月31日に開花を始めたオオガハスは、6月19日現在で、495輪になり、開花日・花の数ともに例年並みで順調に推移しているということです。

 開花している期間はわずか4日間。早朝から午前9時ごろが最も美しく見られますが開花してから日を追うごとに色や形に変化が出てきます。

 開花2日目までは花びらが濃いピンク色で中心部が黄色のおわん型。一方、3日目から4日目には淡い色に変わり中心部がみどり色に。

 訪れた人たちは今しか見られない貴重な姿を写真に収めるなどして楽しんでいました。

訪れた人は―「すごく癒される。古代から咲いていると聞いて素敵だなと思う」
「水が溜まっていると(葉の)真ん中から泡が出る。だから水が溜まっている時に来ないと」 「もっと朝早くに来なくてはいけないと思って、来るのは朝5時ごろかな」
「なんとなくお釈迦様がいるような気にもなったりする。緑の葉っぱにピンク色は映える」

 見ごろは7月上旬までで、6月下旬には開花のピークを迎え1日に700輪ほどのハスの花を楽しめる見込みです。

 また公園内では、6月25日まで「大賀ハスまつり」が開かれています。

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