レディー・ガガ、【クロマティカ・ボール】ツアーに基づいた映画の存在を明かす

現地時間2023年6月16日にインスタグラムを更新したレディー・ガガが、2022年の【クロマティカ・ボール】ツアーに基づいた映画の編集が進行中であることを明らかにした。

投稿された長い文章で彼女は、「“ジョーカー”のためのキャラクターを開発するために何か月も準備し、“Joker: Folie à Deux”を何か月も撮影しました(とても内省的な時間)。スタートアップのHaus Labsを運営し、慈善活動を行い、さらに【クロマティカ・ボール】の映画編集に取り組んできました」と綴っている。

さらに彼女は、「アート、音楽、ファッションを作り、コミュニティーをサポートするという私が愛することがこれ以上ないほど充実していると何年ぶりかに言えます」と付け加えた。この投稿には、【クロマティカ・ボール】の映画の静止画がガガの背後に写っている、編集作業中に撮影されたというモノクロのスナップショットが添えられており、彼女は「みんなに体験してもらうのが待ちきれません」と綴っている。

米ビルボード・ツアー・チャート“Billboard Boxscore”に報告された数字によると、2022年の【クロマティカ・ボール】は1億1,240万ドル(約159億4,300万円)を売り上げ、20公演で83万4,000枚のチケットが売れた。レディー・ガガにとって2017年の【ジョアン・ワールド・ツアー】以来となるツアーである【クロマティカ・ボール】は、当初は2020年夏に予定されていたが、新型コロナウイルスのパンデミックのため延期された。北米、欧州、アジアを訪れたこのツアーは、2020年に米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位を獲得したガガの6thアルバム『クロマティカ』を携えたものだった。

ガガは最近、片頭痛の認知度を高めるために、製薬会社ファイザーと提携して新しいコマーシャルを制作した。このCMには、2022年9月に終了した【クロマティカ・ボール】ツアーから初のプロによって撮影された映像の一部が含まれていた。

インスタの投稿で彼女は、「特別なプロジェクトのために音楽を書き、プロデュースしました」と予告しているが、追加の詳細は明らかにしていない。「去年の夏からずっと、本当に特別でプライベートな方法で自分のクリエイティビティを体験してきました」と彼女は書いている。

そして、「私がとても愛しているコミュニティーと一緒に変化し、変身できるように、私と共に成長することを厭わないでくれてありがとう。私がみんなのために作ってきた全てのものを愛してくれることを願っており、これが私の芸術に対する深い情熱とコミットメントをみんなに思い出してもらえるような小さなきっかけであることを願っています」とガガは投稿を締めくくっている。

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