「印刷プレビューは信用するな!」仕事あるあるを“映画風”に 社会人の共感が爆発「分かりみが深すぎ」

「印刷プレビューでは問題なかったのに、実際に印刷してみたら、あれっ?」「定時まで後10分!そんな時に見つかってしまった致命的なバグ…」 社会人なら誰しも心当たりのある、仕事あるあるを“映画風”に仕立てた作品が話題を呼んでいる。

ユニークなデザイン作品を投稿している、みっけ(@q_micke)さんが4日、自身のTwitterに「仕事あるあるを映画タイトル風にしました」と題して作品を公開した。

印刷プレビューと実際に仕上がったものとの違いは「印刷プレビューは信用するな!」とコメディー風に。定時10分前に気付いてしまった致命的なミスは「BUG 定時10分前」とホラー風に。書き直せど書き直せど、確定版にたどり着かない資料は「資料 ―final_最終_最新版_2―」とサスペンス風に。新人バイトの接客相手がよりによってクセ強めだったという最悪の展開は「新人バイトと理解不能の客」とミステリー風に表現している。

仕事のトラブルに関する絶妙なあるあるに約5万件(19日現在)のいいねが集まる大反響。「分かりみが深すぎて赤べこ」「ドラマが生まれそうなラインアップ」「胃がキリキリしてくる」「印刷プレビューはまじで共感」「天才的発想がすぎる」など共感の声が爆発している。

あるあるの着想は、全てみっけさんの経験から。「バグは深刻なので重めの雰囲気に、印刷プレビューは大変ですがライトなあるあるなのでポップに仕上げました」と各あるあるの深刻さに合わせてテイストを調節したという。

ちなみに、みっけさんが最も肝を冷やしたのは、定時10分前のBUG。「定時10分前、しかも明日から年末年始のお休みという中、1本の電話がかかってきて、別のメンバーが明らかに重めのトーンで対応する中、全員で祈りながら待ちました…」と回想。「結局バグに見えただけで問題はなかった案件だった」と無事に仕事を納められたという。

このほかにも、みっけさんは数学あるあるをタイトルロゴ風にデザインした作品も公開中。多くの学生を苦しめた「動く点P」など、誰しも共感できる内容が映画やゲームのタイトル風に仕立てられている。

(よろず~ニュース・藤丸 紘生)

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