「爆笑問題の深海WANTED」第9弾はテレビ初挑戦! 最新水中ドローンで富山湾水深1000mを探査

フジテレビ系では、7月2日に「爆笑問題の深海WANTED9 ~何かが起きている!? 駿河湾×富山湾テレビ初の大探査SP』」(午後4:05=テレビ静岡制作)を放送。爆笑問題(田中裕二、太田光)がMCを務める人気特番の第9弾に、今回はスタジオゲストとして、照英、カズレーザー、秋元真夏を迎え、“令和のお魚王子”こと鈴木香里武が解説を担当する。

深海とは、水深200mより深い海を示す総称で、そのほとんどが前人未踏のアナザーワールドだ。「爆笑問題の深海WANTED」では、そんな未知の深海に挑み、世界初の貴重な映像撮影や希少生物の捕獲などに成功し、多くの感動を届けてきた。

今回の舞台となるのは、番組初となる日本海。

近年、富山湾で、リュウグウノツカイ、ダイオウイカなど、巨大深海モンスターが世界的にも異例の多さで目撃されているという。富山湾で一体何が起こっているのか? 水中ドローン撮影のスペシャリストに協力をあおぎ、釣り歴30年の照英と鈴木が撮影に挑む。

番組用に開発した超深海特化型水中ドローンの試作機で、水深1000mエリアへと撮影を進めると、そこには今回のターゲットの一つに据えていた“深海で大爆笑する”超希少生物の姿があった。

また、日本一深い湾である静岡県・駿河湾でも、 50年に一度の異常事態が発生している。全国でもまれな多さで、激レア深海生物の幼魚が発見されているのだ。そこで、鈴木が小さな海の生物を専門とする水中写真家・峯水亮氏と撮影に挑む。

最新の研究で、深海生物も、幼魚の時は浅瀬で暮らすことが多いことが分かってきた。加えて、駿河湾では、黒潮の流れが大きく変わる「長期大蛇行現象」が起きていることで、湾沖の表層に無数の深海生物の幼魚が集まるポイントができているという。

峯水氏が長年の経験を基にポイントを探り出し、撮影に挑戦。映し出された「光を当てると宝石のような輝きを放つ」深海幼魚たちの姿に、スタジオでVTRを見ていた面々もうっとり。さらに、峯水氏が水中で思わず叫んだ「美しすぎる激レア深海生物」の幼魚が姿を現す。

収録を終え、爆笑問題・田中は「美術館へ行ったみたい。素晴らしい自然のアート作品」とコメント。両方のロケに参加した鈴木は「今回は水深0mから1000mまでのいろんな水深で深海生物に会えた。皆さんこれまでより、深海を身近な存在に感じてくれるんじゃないかなと思います」と語っている。

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