【全国初】鉄道災害調査隊派遣 大井川鉄道の台風被害で復旧への技術的アドバイスや期間・費用算出などサポート(静岡)

2022年の台風15号で被害を受け、一部の区間で運休が続いている静岡・大井川鉄道に、全国で初めて、鉄道災害調査隊が派遣された。

鉄道災害調査隊は、自然災害により被災した鉄道施設などの早期復旧を支援する目的で、鉄道・運輸機構によって2023年4月1日に新設された機関。

19日は、国土交通省の要請により、調査隊のメンバー10人が、2022年の大雨によるがけ崩れなどで運休が続いている大井川鉄道の一部区間に調査に入った。19日の調査では、被害を受けた家山駅から千頭駅までの22.4キロの区間のうち、地名駅や塩郷駅の周辺を中心に確認した。

調査隊は20日まで活動し、今回の調査をもとに、復旧に向けた技術的なアドバイスを行ったり、復旧までの期間や費用の算出をサポートしたりするということだ。

© 株式会社静岡第一テレビ