サッカー女子WEリーグのINAC神戸は19日、朴康造(パク・カンジョ)監督(43)の退任を発表した。
尼崎市出身で滝川第二高OBの朴監督は、豊富な運動量を武器にJ1神戸や韓国代表としてプレー。引退後はJ1神戸のスクールコーチなどを経て昨年7月に就任した。
今季は連覇を目標に、攻撃的なサッカーでリーグ中盤までは首位に立っていたが、後半に失速。2位で優勝を逃した。シーズン終盤には「優勝できないなら責任を取りたい」と退任の意向を示し、クラブ側が慰留していた。
朴監督は「選手たちとともに数々の瞬間を共有し、1年間戦えたことに感謝しています。この経験を生かして、次のステージに進みたいと思います」などとコメントした。(今福寛子)