7月にビクトリア湾カーニバル開催

夏のイベントが続く中、「ハッピー香港」に呼応して香港政府観光局(HKTB)は「楽聚維港嘉年華」(楽しいビクトリア湾カーニバル)を開催する。6月16日の香港メディアによると、カーニバルの内容は7月8日から8月6日までの5週末連続(計10日)で午後6~11時に湾仔のウォーターフロントでコンサート、アートパフォーマンス、アクロバットパフォーマンス、特別版ライトアップショーを行うというもの。HKTBの程鼎一・総幹事は「これは湾仔ウォーターフロントで初めて開催される大型イベントとなる。HKTBは計画策定時に特色を持たせたかったため、会場は比較的新しい場所を選んだ」と説明。イベント費用として約4000万ドルを準備したという。会場は湾仔の「水上運動及康楽主題区」「海浜休閑站」「湾仔臨時海浜花園」の3万平方メートル余りで、最多で1万5000人を収容できる。ストリートパフォーマンスでは内外から25組のパフォーマンスチームが出演し、各週で1つのテーマを設けて湾仔の海浜プロムナードでパフォーマンスを行う。会場には屋外アクロバット(Xゲーム)のパフォーマンスエリアを設け、香港、中国本土、日本からBMXとスケートボードのパフォーマーを招く。本土の14歳のスケートボード・ナショナルチーム選手や香港スケートボード界のトップが含まれている。コンサートは2500人の観客が入場可能とみられ、チケットは6月27日と7月17日の2陣に分けてHKTBの電子プラットホームで無料配付される。数量限定となっている。

© HKP