県内9海水浴場 基準クリア 県が水質調査結果を公表

岡山県庁

 岡山県は19日、県内の主要海水浴場の水質調査結果を公表した。調査対象11カ所のうち9カ所は国の基準をクリアし、遊泳に問題はないとした。残る2カ所は今夏は中止が決まっている。

 渋川(玉野市)六口島(倉敷市)白石島、北木島下浦(笠岡市)は最高のAA。2番目に良好なAは該当はなく、外輪、宮の下(備前市)牛窓(瀬戸内市)沙美東浜、沙美西浜(倉敷市)は遊泳可能なBだった。7月上旬から順次開設する。

 宝伝、犬島(岡山市)は、同市の運営負担金を受けて開設している西大寺観光協会が人員不足などを理由に撤退し、市が中止を決めた。

 調査は4月11日~5月17日に2回ずつ行い、水質の指標となる化学的酸素要求量(COD)や透明度などを基に5段階で判定した。各海水浴場の調査結果と開設期間は県のホームページで公開している。

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