月亭方正 師匠・八方からのメッセージに涙 「弟子に何かあったら俺も一緒に辞める」に言葉を詰まらせる

落語家の月亭方正(55)が18日放送の『おしゃれクリップ』に出演。独演会は毎回チケット売り切れになるほどの人気落語家になった方正が、師匠である落語家・月亭八方からのメッセージに涙し、落語に対する熱い思いを明かした。

MCの井桁弘恵から「方正さんの落語家としての一面をよく知る方にお話を聞いてきました」と、月亭八方がVTR出演した。 方正を2008年に弟子にとったことについて八方は、「よくある話でね、結構コメディーやってる人は、いずれ役者なりたいとか、落語家なりたいとか、タレントという人は何か“本籍”を求めたがるというか、(方正も)本籍を求めにきたなと思ったんですよ。まあその辺はね、どうかな思いながら。(上方落語協会から)反対はね、最初の方にあったんですよ、“タレントがどうなんでしょうか”ってゆうからね、“ええんちゃう”って僕はそれに対してゆうただけで、もうすぐ辞めると思ってましたよ」と方正を弟子にしたいきさつを語った。

しかし、「一生懸命やってる、一生懸命やってるってね、もうそんなことばっかりですね。(頑張りすぎて)“大丈夫かな?”って、私はどっちかゆうたらね。風呂でゆうたら熱いと火傷するし、というて、ぬるいと風邪引くじゃないですか。ええ加減ね。ええ加減なとこを(見つけてほしい)」と現在も頑張っている方正について話した。また、スタッフから「あの時、弟子に入れて良かったと思いますか?」と聞かれると「今も思ってますよ、あの時もこの時も。続いてるから」と即答した。

最後に「方正くん、辞めずに落語やっていてくれてありがとう。辞めていると私は今頃、私も辞めています。責任とってね」という笑いも含めた温かいメッセージを送った。 MCの山崎育三郎からコメントを求められた方正は、目に涙をため、言葉を詰まらせながら、「勝手に僕がタレントから噺(はなし)家になりたいって言ってんのを受け入れてくれて、その弟子に“何かあったら俺も一緒に辞める”。これなんだろうと思って、もう辞めるとかそんな問題じゃないです、もう本当、落語だけ取らないでくださいって。ほんとに、僕の人生ですから」と落語に対する熱い思いを明かした。

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写真提供:(C)日テレ

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