横須賀が誇る広島・秋山翔吾選手の軌跡 地元でWBC記念キャップなど常設展示

秋山翔吾選手の歩みが紹介されている展示=横須賀市日の出町のヴェルクよこすか

 横須賀市出身でプロ野球広島東洋カープの秋山翔吾選手(35)を紹介する展示コーナーが今月から、同市日の出町のヴェルクよこすか(市立勤労福祉会館)1階に常設された。ゴールデン・グラブ賞のトロフィーなどが置かれ、選手としての活躍の軌跡や市内で開いている野球教室、市の魅力を発信する「横須賀盛り上げ大使」の活動などを振り返ることができる。

 展示されているのは、ゴールデングラブ賞記念トロフィー(2015年、16年)、ワールドベースボールクラシック記念キャップ(17年)、オールスターゲーム出場記念バット(18年)など。

 パネル展示では、小学6年生の時に胃がんで父親を亡くした秋山選手が「父が望んでいたプロ野球選手になりたい」と考えるようになったことを紹介。人一倍練習を重ねてプロ入りを果たし、米大リーグに挑戦したことなど、これまでの歩みを知ることができる。獲得したタイトルや表彰、記録を紹介するコーナーもある。

© 株式会社神奈川新聞社