【高知・土佐春花賞】ユメノホノオが5連勝…吉原「凄い可能性を秘めた馬」

19日、高知競馬場で行われた5R・土佐春花賞(3歳・ダ1300m)は、吉原寛人騎乗の1番人気、ユメノホノオ(牡3・高知・田中守)が快勝した。3馬身差の2着に2番人気のデステージョ(牡3・高知・打越勇児)、3着にオブリビッグマミー(牝3・高知・胡本友晴)が入った。勝ちタイムは1:21.7(不良)。

高知デビュー馬で、重賞・準重賞を4連勝中のユメノホノオと門別からの転入馬で、前々走高知B級選抜で強豪古馬相手に快勝し、力を示したデステージョの両雄初対決に注目が集まった。

レースは、デステージョが先行し、ユメノホノオは中団から。3、4コーナー中間で、外ユメノホノオと内のデステージョが馬体を併せて抜けだし、2頭のマッチレースかと思われたが、直線でユメノホノオが鋭く伸びて2着デステージョに3馬身差をつける完勝だった。

勝ちタイムは1:21.7は、これまでのレースレコードを1.7秒塗り替え、鞍上の吉原寛人騎手は、この勝利が地方競馬通算2800勝目となり、記録にも記憶にも残った勝利となった。

吉原寛人騎手は地方通算2800勝

土佐春花賞、勝利ジョッキーコメント
1着 ユメノホノオ
吉原寛人騎手
「毎回良い状態でレースまで仕上げてくれる関係者の皆様に感謝したいと思います。外枠からデステージョが前に行ったので目標にしながら乗りました。3コーナーで射程圏に入っても、しっかりした手応えがあったので馬に任せることができました。レースの度に良くなって、心配事がなくなってきているので、本当に凄い可能性を秘めた馬だと思います。今日の重賞で2800勝のメモリアルを達成できて、特別な勝利になりました」

ユメノホノオ 10戦8勝
(牡3・高知・田中守)
父:バトルプラン
母:テレフォトグラフ
母父:ハーツクライ
馬主:須田靖之
生産者:槇本牧場

【全着順】
1着 ユメノホノオ
2着 デステージョ
3着 オブリビッグマミー
4着 マリンジェミナイ
5着 ミズワリヲクダサイ
6着 エムティドン
7着 リワードジョン
8着 キタノソロモン
9着 ハチキンムスメ
10着 パパノオウマサン
11着 カリプソメロディ
12着 ムジークフェライン

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