【パリ共同】宮崎駿監督のアニメ「もののけ姫」の一場面を織り上げたタペストリーの大型作品がパリで初公開されるのを前に、内覧会がケ・ブランリ美術館で19日開かれた。20日から8月27日まで展示される。タペストリー制作がユネスコ無形文化遺産に登録されているオービュッソンで織られた。
オービュッソンの国際タペストリーセンターがスタジオジブリと合意し、宮崎作品から5枚を織る計画のうち、昨年完成した最初の1枚。森の場面を高さ5メートル、幅4.6メートルで再現した。
「千と千尋の神隠し」の1場面、「ハウルの動く城」の2場面を合わせた計4枚が既に完成。最後の「風の谷のナウシカ」は来年後半に完成予定。