昨年末のワールドカップ後にキャプテンだったエデン・アザールが代表を引退したベルギー。
その後任としてケヴィン・デブライネが指名されたが、副将をめぐって問題が起きている。
18日に行われたオーストリア戦はデブライネが怪我で欠場したため、ロメル・ルカクにキャプテンマークが託された。だが、守護神ティボー・クルトワはドメニコ・テデスコ監督がルカクを指名したことに納得できず、エストニア戦への遠征に加わらずチームから離脱したのだ。
Sporzaによれば、テデスコ監督はクルトワの離脱についてこう述べたそう。
「いまだに驚いているし、ショックを受けている。こうなるとは思っていなかった。
3月の話し合いでデブライネがキャプテンになり、誰もが同意していた。
ルカクとクルトワが第2、第3となったが、まだ序列は決まっていなかった。
ケヴィンの怪我でそれを解決しなければならず、オーストリア戦ではロメル、エストニア戦ではクルトワを選んでいた。
(オーストリア戦後にクルトワは)失望したから去ると言ってきた。そうしないように説得したのだが。
(クルトワは膝に問題を抱えているが)確かに膝の治療が必要だったが、ドクターは許可を出していた。
(離脱は)怪我のせいだと言うほうが楽だが、それだとウソになる」
クルトワの離脱はキャプテンになるにはふさわしくない行動だとも指摘されているが、テデスコ監督は彼を見切ってはいない。
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指揮官は、クルトワは世界最高のGKだとしつつ、次の代表戦がある9月までに話し合いたいとも述べている。