カブスが有望株デビューのパイレーツに快勝 鈴木は1安打1打点

【カブス8-0パイレーツ】@PNCパーク

カブスは2回表に2本のタイムリーで3点を先制すると、投手陣が粘りの投球で無失点リレーを披露。すると終盤にも打線が繋がり、7回、8回で5点を追加してパイレーツを8対0と圧倒した。カブス先発のドリュー・スマイリーは5回5四球ながら無失点と粘りの投球で7勝目(4敗)をマークし、パイレーツ先発のオスバルド・ビードに1敗目(0勝)が記録されている。

3連戦初戦を10安打8得点で制したカブスは、特に1番のマイク・トークマンが3安打3打点で存在感をアピール。今季マイナー契約でカブスに加入した32歳は、5月にメジャー昇格を勝ち取るとここまで打率.301の活躍でアピールを続けて直近の試合では1番打者に定着し、ここ10試合8勝2敗と好調のチームを牽引している。また、3番に座った鈴木誠也は8回表にタイムリー二塁打を放ち5打数1安打1打点。今季の成績を打率.262、OPS.769とした。

一方敗れたパイレーツだが、この日昇格した期待の若手有望株ヘンリー・デービスが「7番・右翼」でメジャーデビューを果たした。2021年のドラフト全体1位で入団したデービスは期待通りの活躍でマイナーを駆け上がり、23歳でメジャーの舞台に到達。3回裏の初打席でいきなり二塁打を放ったほか、四球も選び3打数1安打2出塁と期待通りのデビュー戦となった。この日は外野の守備に就いたが本職は捕手であり、オリオールズのアドリー・ラッチマンのようにチームを牽引する選手となっていくことが期待される。

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