「わたしのお嫁くん」波瑠が高杉真宙とそろってクランクアップ。「お嫁に来てくれた高杉さんに心から感謝」

フジテレビ系連続ドラマ「わたしのお嫁くん」(水曜午後10:00)は、6月21日の放送で最終回。このほど、主演を務める波瑠と共演の高杉真宙がクランクアップを迎えた。

「わたしのお嫁くん」の原作は、柴なつみ氏が「Kiss」(講談社)で連載中の同名コミック。仕事を完璧にこなし、同僚たちからも憧れの存在でありながらも、“ズボラ女子”の一面をもつ主人公・速見穂香(波瑠)が、あることをきっかけに、会社の後輩で家事が圧倒的に得意な“家事力最強男子”である山本知博(高杉)を嫁に迎えるという“社会派ラブコメディー”だ。

およそ4カ月間に及ぶ撮影期間を経て、波瑠と高杉はそろって最後の撮影となった。

2人がそれぞれ演じる速見と山本の思い出がたくさん詰まっているマンションの部屋でのシーン。ラストカットのOKが出ると「以上のカットを持ちまして、高杉真宙さんオールアップです!」のかけ声とともに盛大な拍手が沸き起こった。

監督から花束を渡された高杉は「長い撮影期間でしたが、皆さんのおかげで、本当に楽しく撮影ができて、伸び伸びとやらせていただくことができました」と感謝。撮影期間を振り返り、「毎日撮影に来るのが楽しみで、楽しみで仕方なかったです」と名残惜しそうに話したほか、「波瑠さんにたくさん助けていただきありがとうございました」と主演を務めた波瑠への言葉も。「皆さんにすごく感謝しています。4カ月間ありがとうございました!」と深く頭を下げた。

続いて「速見穂香役、波瑠さん、オールアップです!」との声に、再びスタジオが大きな拍手で包まれ、監督から花束を手渡された波瑠の目には涙が。「クランクインした頃はまだ寒かったですし、その寒かった季節から春になり、暑くなるぐらいまで、私にとっては長くてとても濃密な時間をスタッフの皆さんと過ごせたことをとてもうれしく思っています」と熱い思いを口にし、監督との思い出に話が及ぶと「先ほど紙谷(楓)監督とも話していたのですが、すごく楽しかったなかでも、“楽しいだけじゃなかったよね、ちゃんと悩んだし、頑張ったよね”と言える撮影期間だったと感じています」と、冬から始まった撮影期間を回顧し、充実した表情を浮かべた。

また、波瑠は「監督をはじめ、皆さんありがとうございました。そして何よりお嫁に来てくれた高杉さんにも心から感謝しています。皆さんと一緒に過ごせて本当によかったと思っています。またいつかご一緒できるように頑張ります」と作品に関わった面々へ感謝を込めた言葉と、最高の笑顔で締めくくった。

そして、最後には、2人が初めて顔を合わせた日に行われたポスタービジュアルと同じ格好でのクランクアップショットも披露。当時の心境を、高杉が「あの時、めちゃくちゃ緊張していたんですよ!」と顔をほころばせながら話すと、波瑠も「撮影の部屋に入ってきた私に花束を渡してくれたよね!」と思い出を明かし、始まりとなった日を懐かしむ様子も見られた。

最終回。速見は、山本からプロポーズされる。しかし、「ちょっと距離を置いた方がいいかも」と告げてマンションから出て行ってしまう速見。山本は、突然のことに動揺する。するとそこに、古賀一織(中村蒼)が尋ねてきて、「俺んとこ、嫁に来ん?」と告げる。古賀は「ラクーン・エレクトロニクス」が福岡に立ち上げる調理家電の開発に特化した子会社への移籍がすでに決まっており、それに伴い、営業部からもう1人、立ち上げメンバーとして子会社に連れて行く人物を選ぶことになっていた…。果たして、速見と山本は最後にどんな決断をするのか!?

© 株式会社東京ニュース通信社