ザ・ファントムギフトの7インチ・ジャケットイラストに杉村ルイの実父・杉村篤の1968年作品を起用!

'80年代に一世を風靡した<ネオGSムーブメント>の代表的存在、ザ・ファントムギフトが実に36年ぶりになる7インチ・シングルを7月7日にリリースする。 ジャケットには、ボーカル杉村ルイの実父である杉村篤が1968年に手掛けたイラストを使用。杉村篤は永島慎二らと共に活動したマンガ家時代を経て、昭和40年代にはサイケデリックなペインティングで人気を博し、多くの書籍の表紙や挿絵も手掛けたイラストレーター。

ザ・ファントムギフトは、ナポレオン山岸、サリー久保田、チャーリー森田のオリジナル・メンバー3人に、杉村ルイ(ex.ザ・ヘアー、ex.東京スカパラダイスオーケストラ)を加えた4人編成にて、今年4月よりライブ活動を再開しており、復活第1弾となる7インチ・シングルは、ザ・ダイナマイツ「真夏の夜の動物園」('68年)、ザ・テンプターズ「テル・ミー・モア」('69年)というこれまであまりカバーされなかったカルトなGSナンバーを取り上げている。グルーヴィーなラテン・サイケデリックのA面、クールなブルース・ナンバーのB面、2023年ならではの彼らの演奏にルーツ・ロックへのリスペクトを込めたアレンジの2曲。 同日、幻のセカンド・アルバムの音源を中心としたCD『ザ・ファントムギフトの奇跡』のセカンド・プレス盤も発売される。 7月8日には下北沢 Flowers Loftにて発売記念ライブを開催。共演には、4月28日にデビューアルバム『ゴールデン・ヒット1965–1971』をリリースした名古屋のグループ、エミとゲルが出演する。こちらは配信でも視聴できる。

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