レッズが9連勝で地区首位浮上 復帰のボットーが1号ソロ&決勝打

【ロッキーズ4-5レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

8連勝中のレッズは3本のホームランで3対1と試合を優位に進めると、6回表に逆転を許してしまったものの、ジョーイ・ボットーの2点タイムリーで再逆転に成功。この1点をリリーフ陣が守り切り、5対4でロッキーズを下して見事9連勝を飾ってナ・リーグ中地区単独首位に浮上した。。レッズ3番手のアレックス・ヤングが1勝目(0敗)をマークし、6番手のアレクシス・ディアスが19セーブ目を記録。ロッキーズ先発のオースティン・ゴンバーは7敗目(4勝)となった。

肩の手術で昨年8月から離脱していた39歳のベテランが復帰戦でいきなり躍動した。第1打席ではアウトになったものの鋭いセンターフライで本調子をアピールすると、5回表にライトへ追加点の1号ソロを放ち、本拠地のファンから盛大なスタンディングオベーションが贈られる。さらに逆転を許した直後の6回裏一死満塁の場面で逆転のセンター前タイムリーを放つと、8回裏には四球で出塁と代名詞の選球眼も健在だった。

レッズの9連勝は、チームが最後に地区優勝を飾った2012年以来の快挙。今季はマット・マクレーンやブライアン・デラクルーズ、スペンサー・スティアーなど多くの若手が活躍を見せているが、当時から中心打者としてレッズを支えていたベテランの復帰はグラウンド内外に渡って大きな力となりそうだ。「キャリアが終わるまでレッズのユニフォームを着ていたい」とチームへの愛着を語ったベテランが、11年ぶりの地区優勝を目指し完全復活の気配だ。

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