【メッツ11－１アストロズ】＠ミニッツメイド・パーク
２連敗中のメッツと４連敗中のアストロズの一戦は、３回表に２本のホームランなどで５点を先制したメッツが、先発マックス・シャーザーの８回１失点の好投もあり11対１でアストロズに快勝。３連戦初戦を先勝し、連敗ストップに成功した。シャーザーは６勝目（２敗）をマークし、アストロズ先発のハンター・ブラウンは４敗目（６勝）を喫している。
頼れるベテラン右腕が復調の兆しを見せた。直近２試合で11失点と苦しんでいたシャーザーだがこの日はアストロズ打線を寄せ付けず。２回を無安打３奪三振と立ち上がりから素晴らしい投球を披露すると、６回まで三塁すら踏ませない快投でアストロズ打線を圧倒。７回裏にヤイナー・ディアスの６号ソロで１点は失ったものの、８回裏も三者凡退に封じて８奪三振１失点と堂々の内容でこの日の出番を終えた。メッツは打線もダニエル・ボーゲルバックの４号ソロやフランシスコ・リンドーアの14号３ランで５点を先制すると、９回表にも５得点と投打が噛み合った。
一方で主砲ヨーダン・アルバレスを欠くアストロズは打線が沈黙。チームはアルバレス離脱以降３勝６敗と大きく調子を落としている。また、この日は期待の若手先発ハンター・ブラウンが早々につかまるなど頼みの投手陣も直近３試合で30失点と、投打に故障者の穴を埋めきれない苦しい状況。2017年以降毎年プレーオフに出場し、２度のワールドシリーズ制覇を成し遂げている絶対王者に危機が訪れている。
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