ライオン、「おくち育」の体験型イベントをキッザニア東京で開催

ライオンは、子どもの成長に合わせたオーラルケアプログラム「おくち育」のプログラムを活用し、「歯と口の健康週間」(6月4~10日)に合わせて、6月9~12日にキッザニア東京で、体験型イベント「Exciting Week with LION めざせオーラルマスター!~楽しく学ぶ歯と口の知育~」を開催。期間限定ワークショップやクイズラリーを実施し、子どもたちが噛む力を育む方法を楽しく学んだ。

子どもの成長に合わせたオーラルケアプログラム「おくち育」は4月からスタートした。その第1弾として、6歳から12歳の生え変わり期に、歯ならびの土台づくりをサポートする新習慣「おくち育 噛もっと!」を提案。噛む力を育む「噛もっと!グミ」と、噛む力をチェックできる「噛もっと!ガム」がセットで届き、「おくち育会員サイト」で「歯ならびチェック」ができる育成プログラムとして、専用ECサイトで提供を行っている。

「おくち育 噛もっと!」を始めたきっかけは、ライオンの開発者が子どもの生え変わり期に直面し、将来の歯ならびがどうなるのか不安に思ったから。研究所に相談したところ、歯ならびは遺伝だけではなく、日々の噛む習慣が大きく関わっていると教わった。硬いものをよく噛むと、口と舌の筋肉が刺激され、口の内側と外側の圧力がバランスよく整う。それがきれいな歯ならびにつながる。

さらに永久歯が生えてくるスペースを確保するためには、顎の骨の発達が大切という。「将来の歯ならびの土台をつくるためには、硬いものを楽しく食べる習慣づけが必要だと思いました」(ライオンヘルス&ホームケア事業本部オーラルケア事業部の遠藤知佳主任部員)。

そこで開発したのが、「噛もっと!グミ」と「噛もっと!ガム」だ。「噛もっと!グミ」は、弾力があり、噛む回数が多くなる。ちぎれにくいため、奥歯ですりつぶす動きが活発になる。通常のガムより大きいサイズで、口や舌もよく動かせる。1日2枚を目安に、100回くらい噛むと効果的という。子どもに人気のぶどう味で、おやつ代わりに食べられる。

「噛もっと!ガム」は、赤と青の2色のガムを重ねて40回ほど噛んだ後、2色の混ざり具合から、噛む力をチェックできる。噛む力を育むためには、続けることが大切。トレーニングの成果が目に見えてわかれば、子どもたちの意欲にもつながる。

6月9日~12日にキッザニア東京で開催された体験型イベントでは、期間限定ワークショップ「噛む力に自信あり?育もう噛む力!」を実施。4日間で624組の親子が参加した。クイズ形式で噛む力を育む大切さを学んだ後、子どもたちは「噛もっと!ガム」を噛んで、噛む力を楽しみながらチェックした。参加した子どもの母親は「噛む回数を多くする調理の仕方を知ることができた。子どもはガムが大好きなので、噛む力の大切さを楽しく学べたと思う」と話していた。

遠藤主任部員は「子どもたち自身が噛む力を鍛えようと意識し、身につけていくことが大事です。『おくち育』は、子どもたちの自立的な成長に伴走していきたいと思います」と語る。今後も年齢に合わせたサービスを拡充し、子どもたちの歯とお口の健康に貢献していく。

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