「世界観が素敵すぎ」と反響のアート御朱印、京都・仁和寺に

世界遺産「仁和寺」(京都市右京区)で6月20日、夏限定「切り絵御朱印」の授与が始まった。同寺の御朱印は季節ごとにデザインが変わっており「新しい御朱印」と、注目を集めているという。

6月20日より授与が始まった夏限定の切り絵御朱印『水面と金魚〜涼〜』

888年に創建された仁和寺は、境内には五重塔や仁王門など江戸時代に建立された建造物が並ぶ。また、遅咲きで知られる「御室桜」は国の名勝に指定されており、春にはたくさんの観光客で賑わう。

同寺では「もっと多くの人に御朱印に触れて欲しい」との思いから季節ごとの「切り絵御朱印」を授与しており、「新しい御朱印の世界観素敵過ぎる」「御朱印を貰ってこんなにテンションが上がったのは久しぶりです」など参拝客から好評を得ているという。

夏限定の切り絵御朱印は全2種で、水面に泳ぐ金魚と朝顔を切り絵で表現した『水面と金魚〜涼〜』は、爽やかなライトブルーで涼しさを演出。もう1種の『夏の夜空と五重塔〜粋〜』は、五重塔を眺める浴衣の女性を描いており、塔の装飾まで細かく表現されている。

授与料は1200円。数量限定のためなくなり次第終了。

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