タンカーと漁船衝突 1人死亡 双方の船長を書類送検 広島・大崎下島沖 

去年12月、広島・呉市の大崎下島の沖合でタンカーと漁船が衝突し、1人が死亡した事故で、呉海上保安部はそれぞれの船長を書類送検しました。

この事故は、去年12月、呉市の大崎下島の沖合でタンカー「光辰丸」と漁船「みかど」が衝突し、漁船に1人で乗っていた船長の男性が頭を強く打って死亡したものです。

呉海上保安部は20日、青森県に住むタンカーの船長を業務上過失致死などの疑いで、死亡した漁船の船長についても業務上過失往来危険の疑いで書類送検しました。

現場は、3つの島の中間に位置するせまい航路で、呉海上保安部はどちらの船も見張りが不十分のまま航行したとみています。

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