ドローンを活用した海岸の安全対策など 船橋市と日本大学が包括連携協定

ドローンを活用した海岸の安全対策など 船橋市と日本大学が包括連携協定

 海岸の安全対策や災害時の防災対応を強化しようと、千葉県船橋市は6月20日、日本大学と協定を結びました。

 船橋市役所では20日、協定の締結式が行われ、船橋市の松戸徹市長と、市内にキャンパスがある日本大学理工学部の青木義男学部長が協定書を取り交わしました。

 協定では、市と大学が連携して幅広い分野での地域の課題に取り組むことを目標に掲げていて、具体的にはドローンを活用して市内の人工海岸の安全対策を講じるほか、大学のキャンパスを災害時の避難所として活用する防災訓練を実施することなどが盛り込まれています。

 松戸市長は、協力体制ができ、「大変心強く思う」と感謝し、「次の時代を担う子どもたちに対しても、様々な学習の場を提供できるよう今後協議させていただきたい」と述べました。

 これに対し青木学部長は、「スポーツや芸術、それに医学など、総合大学の強みを生かして地域のニーズに合わせて大学全体で貢献していきたい」と話しています。

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