他社カード停止方針、延期検討 ペイペイ事業で親会社社長

 携帯電話大手ソフトバンクの宮川潤一社長は20日、子会社が手がけるスマートフォン決済のPayPay(ペイペイ)で、8月から他社クレジットカードによる代金支払いを停止する方針について「延期も選択肢に検討している」と明らかにした。従来サービスの継続を望む声が寄せられていると説明した。東京都内で開いた定時株主総会で株主の質問に答えた。

 子会社が5月、「PayPayカード」「PayPayカード ゴールド」以外は8月1日以降、利用できなくすると発表していた。子会社の担当者は「延期は検討中だが、現時点では方針変更は決まっていない」と話した。

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