トイレ紙の芯を積み上げ倒した人が捨てるルールの仲良し家族 8年目、衝撃の〝芯記録〟!

使い終わったトイレットペーパーの芯を積み上げていき、倒した人がまとめて捨てるユニークなルールを採用している家族が〝競技〟8年目で到達した衝撃の高さに、ツイッターで驚きの声が上がっている。

ちゃーはん(@oicchahan)さんは16日、「使い終わったトイレットペーパーの芯を積み上げて倒したヤツが捨てるルールなのだが、我が家始まって以来の新記録に一同ざわつきを隠せない」とつづり、写真を投稿。トイレットペッパーホルダー上の板から、見上げるほど高く積みあがった11個ものトイレットペーパーの芯。高さは芯1個・114ミリ×11で1254ミリ(125.4センチ)。新記録にちゃーはんさんは「普段は、大体4個~5個あたりでバランスが怪しくなってくるので、大体8個がいいところですね」と振り返った。

家族仲の良さが伝わるエピソードや強烈なインパクトの写真に多くのユーザーが反応。「何この面白いルール」「めっちゃユーモアあっていいなww」「バリアフリー化の手すりだと思った(笑)すごっ」「この発想はなかった」「なんて楽しいファミリーなんだ」「芯記録ですね」などの声が寄せられ、20日までに2.1万超のリツイート、13.8万超の「いいね」が集まった。

心境的に負けたくない。芯が積みあがっていくにつれて、プレッシャーがのしかかる。ちゃーはんさんは「5個を超えてくると、ドアを開ける時に『無くなっていてくれ…』と祈りながら開けるようになってくる感じです」と心境を明かした。悔しさから、芯の〝タワー〟を倒した犯人は自白しないことが多いという。

勝利への強い思いが競技性を加速させた。一時期、重ねるのではなく、芯を少しつぶして圧入することで、倒れにくくする技がはやったという。「これは『端っこ潰し』と命名し、禁じ手となっています。それ以外にも操作盤前に置いて倒壊を狙う技や、出窓に積み始めて姿勢を不安定にさせるテクニックなど日々あたらしい技が生み出されています」と、8年間に及ぶ〝競技開拓〟の模様を明かした。

新記録はちゃーはんさんが12個目で倒してしまい敗北も「敵ながら不思議な連帯感を感じるいい試合でした」と満足げに振り返った。次回開催に向けて、市販のものでない競技用のトイレットペーパーの芯を3Dプリンターで出力。「また新たなルールを家族会議予定です」と声を弾ませた。

(よろず~ニュース・松田 和城)

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